Xeon E3-1265L v3 on FUJITSU PRIMERGY TX1310 M1

先日到着したXeon E3-1265L v3 を自鯖機CPUと交換した。

交換前

TrueNASダッシュボード上のCPU情報。 Celeron G1820の2コア2スレッドが認識されている。

Celeron G1820 on TrueNAS

TrueNAS on Xeon E3-1265L v3

交換する

TX1310 M1のケースを開け、CPUを交換する。

交換前のCPU、Celeron G1820。
CPUグリスは固形化していて、熱を伝導するという役目はあまり果たせて無さそう。

Xeon E3-1265L v3 - before celeron g1820

Xeon E3-1265L v3 – before celeron g1820

交換後のXeon E3-1265L v3。 商品が届いた時点で、CPU表面にあった青い漢字の刻印的なモノは無水エタノールで拭いたらキレイになった。

XEON E3-1265L v3

XEON E3-1265L v3

熊グリスを塗り、CPUクーラーを取り付け、電源オンする。
ビープ音等はなく、電源オン直後の画面が表示されたが、

「CPU交換したよね?BIOSでCPUをちゃんと認識させて保存して」

的なメッセージが表示される。
どうやら、CPU等を交換したらBIOSでちゃんと認識させて保存する必要があるらしい。
言われてみたら、メモリを増設した際もこんなメッセージが表示されてた気がする。

F2でBIOS画面へ入る。 CPUはちゃんと認識されている。

BIOS CPU info - TX1310 M1

BIOS CPU info – TX1310 M1


保存してBIOS画面を出る。

その後、無事TrueNASが起動。

TrueNASダッシュボード上のCPU情報。 Xeon E3-1265L v3の(4コア)8スレッドが認識されている。

TrueNAS on Xeon E3-1265L v3

TrueNAS on Xeon E3-1265L v3

まとめ

 「Celeron G1820で性能は不足していたのか?」

と問われたならば、
答えは「否」。

自分(だけ?)が使う自鯖機、TrueNASの性能に不足を感じたことはない。 自鯖機自体はNAS専用機みたいなもので、Dockerが動くわけでもその他のサービスが動いているわけでもなく、純粋にsambaサービスメインのサーバー機だ。

TX1310 M1を購入時にXeon E3-1265L v3なんて選ばないし(構成にその設定も無いが)付けようとも思わなかったが、7k円で低消費電力でマルチコアなXeonが手に入るなら、手に入れたい、と思うのが人情だろう。

そう、これは完全な自己満足の為のCPUアップグレードだ。
7,000円を費やして満足を得た訳だ。

ちなみに、消費電力@アイドル時のワットチェッカー読みが、
交換前Celeron G1820が47W、
交換後のXeon E3-1265L v3も47Wと同じ。

CPUがアイドル時の消費電力は微々たるものらしい。
8TBの7200rpm HDDが4基もあれば、そちらの方が電力食うのも当然か。

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