RAMディスク、XFast-RAMで作成してみた。

XFast RAM@AXTU

XFast RAM@AXTU


 遅ればせながら、ASRock標準ユーティリティのAXTU内にあるXFast RAMを使ってRAMディスクを作成した。
PC初号機は64bit環境なので、搭載するメモリ24GBをすべて認識できるのでRAMディスクは不要だな、思いRAMディスク作成はしてなかった。 が、考えてみれば24GBのメモリを使うようなアプリは使わないし、16GBでも余る程。 RAMディスクをキャッシュに使えば、ディスクアクセスが減らせ、SSDにもいいし、SSDよりも更に数倍速いRAMディスクならば、更に快適になる可能性がある。

RAMディスクの実力

CrystalDiskMark で計測してみた。

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CrystalDiskMark 3.0.1 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 6727.170 MB/s
Sequential Write : 5584.029 MB/s
Random Read 512KB : 6341.039 MB/s
Random Write 512KB : 5720.617 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 1056.240 MB/s [257871.1 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 815.276 MB/s [199041.9 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 908.641 MB/s [221836.2 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 727.850 MB/s [177697.9 IOPS]

Test : 1000 MB [R: 0.0% (0.1/8188.0 MB)] (x5)
Date : 2013/01/26 11:41:32
OS : Windows 7 SP1 [6.1 Build 7601] (x64)

シーケンシャルRead/Write が6341、5720MB/s というHDDはおろか、ここ最近のSSD(500MB/S前後)をも遥かに凌駕する結果がでた。 どっかのサイトで見たことのある結果だが、自分の環境でも出ると感慨深い。 Random Read/Write に関しても非常に優秀だ。

先ずはブラウザのキャッシュ

  1. Firefox
    我が標準ブラウザのFirefox。 キャッシュ・ディレクトリの変更方法はネットにたくさんあり、その通りやっているのだが、なぜかログオフやシャットダウンをすると設定がクリアされてしまう。 カスペルスキーを疑い、停止するも変わらず。 最終的に、一旦アンインストールを実施する事で、設定する事ができた。
    ちなみにキャッシュ・ディレクトリ変更は下記を参考に実施。 どうもです。

    >>【Firefox】キャッシュの保存先変更【SSD対策】

    1. Firefox のロケーション・バーにて「about:config」とタイプ。警告が表示されるが、迷わず進む。
    2. 検索バーにて「browser.cache.disk.parent_directory」入力。 なければ、白いところで右クリックより「新規作成」→「文字列」を選択。
    3. 表示される設定名のダイアログに「browser.cache.disk.parent_directory」を入力
    4. 次に表示される「文字列を入力してください。」には新しいキャッシュ用ディレクトリを設定する。 例えばRAMディスクを「R:\」としたら「R:\F_Cache」等任意のディレクトリ名を入れる。

    通常はこれで、設定されるはず。 確認はロケーションバーで「about:cache」とタイプすれば、キャッシュ設定が表示される。
    同様にして「Offline cache device」のディレクトリも変更をかける。 上記の「browser.cache.disk.parent_directory」の箇所を「browser.cache.offline.parent_directory」に読み替えて設定。

  2. Google Chrome
    Chromeはレジストリで設定する方法を採っていないらしい。 下記を参照に設定。 どうもです。

    >>Chrome高速化:キャッシュ設定変更の備忘録

    ショートカットのリンク先のプログラムのパスの背後にキャッシュのオプションをつけてやる事で変更するらしい。 何かUnix系な感じ。 ちなみに設定は以下な感じ。
    “C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe” –disk-cache-dir=”R:\C_Cache” –disk-cache-saize=500000000 –media-cache-size=10240

    設定して、これが楽だった。 一発で反映されたし。

  3. Internet Explorer 9
    こちらの設定は、一番簡単、標準のオプション設定から変更可能なのだが、これも変更反映されず。 何度設定しても、デフォルト設定になってしまう。 解決策はまだ見つからず、設定変更できていない。 orz
    不幸中の幸いというか、IE9自体の使用頻度が一番低いところか。

    — 訂正@2013.3.18 —-
    ユーザー環境変数「TEMP」「TMP」を修正すればいいみたい。

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