ワゴンR(MH23S)は、平成24年(2012年)式で11年選手となる。
走行距離は 12万8千㎞近く走行していて、年平均1万㎞以上走行してきたことになる。
そのワゴンRだが、ここ数年フロント部分から異音がしていた。
特に路面状態が悪いところを走った際に出てくるので、足回りに何かへたりがあるとみていた。
10万㎞を超えているので、いろいろ足回りのブッシュ系もへたってきている可能性は高い。
色々調べた感じでは、アッパーマウントが怪しいとみた。
サスペンションも交換したいが、さすがに値が張るので、最後にとっておく。
ついでに、先日購入したばっかりのタイヤもローテションもやったりする。
手順概要
- 前輪タイヤを外す
- ストラットを外す
- ストラットを分解する
- アッパーマウントを交換する
- ストラットを組立る
- ストラットを元に戻す
- タイヤを装着する
これを左右の前輪行う。
前輪タイヤを外す
前輪をジャッキアップし、馬をはかせる。
タイヤ外した。
さらっと「外した」と書いたが、今回一番の難関だった。
このワゴンR、今年5/19にタイヤ交換をした。
例のごとく、ネットでアジアンタイヤを購入し、地元で交換する業者にタイヤ交換を依頼したのだが、
まぁ、鬼のように締め上げている。 エアインパクトでガンガンに締め上げただけで、トルクレンチなんか絶対に使っていないに違いない。
汗だくになりながら、なんとかタイヤ4本中3本まで緩められたが、最後の1本がどうにも外れない。 1.5h程格闘したのだがどうにもならない。
このままではタイヤを外す事で時間を食いそうなので、近くの知り合いの整備工場に行き、タイヤ4本全部を緩めてもらって帰ってきた。
ストラットを外す
オレンジの線で囲んだ部分がストラット。 これを外す
ストラットと車軸を固定するボルトがオレンジ枠の2点、そしてブレーキホースを固定する黄色い枠の1点、ボルトを外す。
上の写真の反対側から見た部分。オレンジ枠はABSセンサーのケーブルが挟んで留められているのでそこも外す。
ストラットの上部はエンジンルームから外す。左側にあるこの部分のボルトを2個外す。
外れた。
外れたストラット。
ストラットを分解する
ここの上の部分(オレンジ枠)を交換する。
ストラットを分解するのに必要な特殊工具「スプリングコンプレッサー」なるものがあり、Amazonで2000円以下で中華製の工具があったので、この値段ならと購入してみた。
分解中の写真は撮れてない。orz
で、ストラットを分解して外したアッパーマウントがこれ。(左は新品、右が交換する対象)
交換品は純正品ではなく社外品を買った。 Amazonで6,216円也。
「GMB アッパーマウントキット フロント 左右セット スズキ ワゴンR用 GMS-10010」
かなり端折るが、あとは分解した逆の手順で組み上げていく。