TrueNAS へ更新 2

我が家の自鯖機のOSを FreeNAS 11.1-U7から TrueNAS CORE 12-U6へ入れ替えた。

TrueNAS web I/F

TrueNAS web I/F

●OSを入れなおした理由:

【その1】
USBメモリへインストールしていたFreeNAS11.1だが、そのUSBメモリでエラーが発生している。
しかも、そのエラーが出始めてかれこれ2年程になる。orz
>>確認したら、3年以上だった… orz

【その2】
FreeNASは11.3で打ち止めとなり、後継のTrueNASが2020年の中頃にリリースされた。 リリース時のバージョンはFreeNASの「11」を引き継ぐ「12」から。 そして、1年以上が経過してOS自体の熟成度は進んでいる。はず。

【その3】
これは理由1と被るのだが、1週間程前、突然自鯖機へのアクセスが不可になった。 正確にはSSHでのログインや、WEB I/Fへのアクセスが不可になった、だ。 sambaは稼働していてアクセスは出来るのだ。 この時は、祈る想いで電源断からの再起動し、無事アクセスできるようになったのだが、アクセス不可になった理由はわからず。 さすがにこれはまずいと思った。

理由1、2 がベースにあり、理由3がトリガーになった。

●FreeNASからの更新じゃないのは?

【その1】
FreeNAS11.1 から TrueNAS12 への直接のアップグレードは無いみたい。
 →FreeNAS11.3 へ上げてから、という情報がネットには結構あった。

【その2】
そもそもエラーの出ている、USBメモリのブートドライブへのOSアップグレードは危険。

という理由より、FreeNASからの更新ではなく、TrueNAS OSを入れなおす事にした。

手順はざっくり、こんな感じ、

1)ブートドライブはSSDを購入し、それへTrueNASのインストールを行う。
2)データの入っている8TB *4本は、TrueNASインストール後にインポートして使う。

●システムはSSDに

購入したのは KLEVV K240GSSDS3-N40ECという240GBのSATA SSD。
選択理由は、安い中では、それなりに評判が良かったから。

KLEVV K240GSSDS3-N40EC

KLEVV K240GSSDS3-N40EC


Amazonのタイムセールで3,000円ちょいで購入。 TrueNASのOS入れるドライブは 120GBでも多いくらいだが、120GBが最安で2.2K円に対し、2倍の容量でこの価格ならっ、て事で240GBのこちらを選択した。

我が家の自鯖機はFUJITSU PRIMERGY TX1310M1

エントリーのサーバー機がセールされてた時に送料込みで1.2万円程で購入したもの。
CPUこそCeleron G1820 としょぼいが、そこは富士通がサーバー機として製造・販売しているもので、中のつくりは絶対1.2万円のモノじゃない。 メモリだけ4GBから16GBに増設してCPUはそのままで運用している。(FreeNAS(ZFS?)は16GBは積め!というネットの情報)
Celeron G1820は2コアだが、取り敢えず自宅用のNASを運用するには必要にして十分な性能だ。

最新のTrueNAS CORE 12-U6をダウンロードし、rufasでさくっとUSBメモリに焼き、ブータブルUSBメディアを作成。 続けてネットの情報を参考にこれまた、サクッとインストール終了。

楽勝ムードだったが、インストール後の再起動も、OSが起動しない。
RAID構成していたHDDから起動しようとしているようで、「これはブートドライブじゃありません」的なメッセージが表示されて止まる。

BIOSのブート設定で、HDDが1番目にきてたので、SSDを1番目に持ってきて保存、そして起動。
問題なくあがってきた。(-_-;

起動後、固定IPの設定、ホスト名の変更、ユーザ、グループを設定し、ストレージより既存プールをインポート。 無事FreeNASで使っていたHDD群をストレージプールとして認識した。 ネットの情報でインポートできるという前情報があったからやったことだが、正直インポートが成功するまでドキドキもんだ。
共有設定で、以前の設定を参考に設定。 ちょこちょこ設定を施し、無事ドライブを見れるようになった。

2 thoughts on “TrueNAS へ更新

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