grub rescue からの。

 片肺運転中(バッテリほぼ死亡)のXPS M1210だが、ACアダプタを繋げば普通に使える。 外出には厳しいが、コンセントのある場所でなら使えるので、こうなれば使い倒してみようかと思っている。
 先日、Lubuntu12.10 を60GBのHDDに入れて触っていたが、悪くない感触なのでメインの250GB HDDに入れてみる事にした。

 XPS M1210には当初60GBの方が載っていたのだが、3年半前の2009年3月に250GBのHDDを購入し換装した。 そのHDDでXP用に120GB、バックアップ用に30GB(以上NTFS)のパーティションを切り、残り80GB程度にUbuntu12.04を入れて使用していた。
 ここ最近立ち上がっているのは9割以上がUbuntuになっており、この際、使用頻度の低いXPのサイズを減らし、Lubuntu12.10を入れる事にした。

XPの領域変更(縮小)

XP用に120GBを半分程度に圧縮する。
手順は

  1. 不要なデータ削除
  2. 不要なソフトのアンインストール
  3. CCleaner で不要なデータ削除
  4. CCleaner でレジストリの掃除
  5. SmartDefrag でデフラグ
    OS再起動
  6. EASEUS Partition Master でパーティションサイズ変更
    120GB → 60GB

(1)~(3) のステップで使用量を20GBくらいまで圧縮できた。 すごい・・・

で、再起動してみた。

grub rescue>

GRUBブートメニューが表示されない・・・
やっちまったか・・・

orz

レスキュー

しかし、やっちまったのはしょうがない。 すかさず、ぐーぐる先生に尋ねてみた。
山の用な検索結果から、以下を参照にした。 どうもありがとう。
 >> 新芽の手、ほんとの手|Ubuntu で grub rescue -> grub-install を実行して grub を修復Add Star

  1. パーティションの特定
    grub rescue> ls
    (hd0) (hd0,msdos8) (hd0,msdos7) (hd0,msdos6) (hd0,msdos5) (hd0,msdos4) (hd0,msdos3) (hd0,msdos1)

    grub rescue> ls (hd0,msdos8)/
    unknown filesystem …

     ・・・

    grub rescue> ls (hd0,msdos5)/
    / /dev /etc /bin /boot ….

    どうやら (hd0,msdos5) が Ubuntuのパーティションらしい。

  2. 応急処置で起動するおまじない
    grub rescue> set prefix=(hd0,msdos5)/boot/grub
    grub rescue> insmod (hd0,msdos5)/boot/grub/normal.mod
    grub rescue> normal

    再起動をかける・・

    ・・・

    ok、grubメニューが表示された。

  3. Ubuntu を起動して、grubを修復
    ターミナルから、以下を実施。

    $ sudo grub-install /dev/sda
    Installation finished. No error reported.

これで、元に戻った。
良かった。 (-_-;

Lubuntu 12.10導入

後は、普通にLubuntu 12.10のCD-Rを入れ、Lubuntuを導入。
手順は前回と同じで、特に大きな問題も、小さな問題も無く無事終了。

  • Lubuntu起動後、無線LANを設定、接続ok
  • システムを最新状態に更新。
  • Firefox, LibreOffice.org, GIMP, Nautilus, byobu, gscan2pdf 等のアプリを導入。
  • ブラザーのMFC-J825Nのプリンタドライバをインストール、プリント出力を確認。
  • 同MFC-J825Nのスキャナドライバをインストール、gscan2pdf導入後、サクッと動作確認ok。 相変わらずブラザーのLinuxサポート体制は素晴らしい。
    2012年11月現在で、MFC-J825Nのスキャン環境はこの「gscan2pdf」が一番いい。 ブラザー製のWindowsアプリより、こちらの方が2段くらいいい。
  • 1280×800 サイズの壁紙をネットで探し、ゲッツ

そして今に至る。