PCと映画とテレビと、2nd（終）

2012年が明けて、間もなくして掃除機が壊れた。　いや壊した、と言った方が正しいか。
電機ファンヒーターの水パックの水をこぼしてしまって、その水を掃除機にぶっかけたらしい。　おかげで電源ボタンを押しても「うん」とも「すん」とも言わなくなってしまった。　購入から5,6年程経過したサンヨーの掃除機だ。　後述するが、集塵方式は擬似サイクロン式、いわゆる「紙パックが無い」式だ。
修理に出そうとも考えたが、このご時世、新規購入よりも修理代が高くなるので、新規購入に傾いた。

紙パック式か、サイクロン式か

集塵方式で大きく分けて紙パック式か、サイクロン式かに集約される。
紙パック式は昔からあるヤツで、おなじみのヤツだ。　サイクロン式と呼ばれるものは、ダイソンに代表される吸い込んだゴミを遠心分離するヤツが真サイクロンとすると、紙パックを使わない、というだけの「擬似」サイクロンも結構存在するらしい。
個人的には掃除機に2万以上も出すつもりは毛頭なかったが、普段使うカミさんからすると、出来るだけ良いモノがいいらしい。（当然か。）

で、

日本製に絞り選考した。　そして1週間程の選考期間を経て、サイクロン式のSHARPの「EC-AX120-A」 かPanasonicの「MC-SA21G」に絞った。　送料込みの価格はほぼ同等で、SHARPが27,000円で、Panaが27,600円。
AX120は遠心分離なサイクロンで、吸込仕事率は最大450W。　SA21Gは疑似サイクロンで最大吸込仕事率は630W。　パワーだけだと後者になるんだが、他メーカーも遠心分離式サイクロン掃除機は、だいたいこれくらいのパワー。　Panaのより高価な遠心分離サイクロンも最大460Wだ。　ここは遠心分離なサイクロン掃除機に興味があったので、EC-AX120-A に決めた。

後継（？）AX200と較べてみて

EC-AX120-A は2010年10月の製品で、後継（？）となる製品AX200が2011年8月にリリースされている。　しかし、AX200は確実にダウングレードしていて、AX120にあってAX200に無い機能が「プラズマクラスターカップ」、「排気HEPAクリーンフィルター」の2つもある。　これらの機能は新機種の最高位機種には装備されているので、ダメな機能という訳では無いと思われ、明らかにAX200の方がグレード低くなっている。
それでいて、2012/1/10時点での最安値は、AX200の方が5千円程高い。

これはもう考えるまでもない。

◆関連ログ：「EC-AX120-A」ネタ