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SAMSUNG HD204UI、FW更新。

SAMSUNG HD204UI 本体昨年12月半ば頃にリリースされたSAMSUNG HD204UI のファームウェアをアップした。

対策ファームウェアは2種類リリースされていて、私のHD204UIは「HD204UI/JP1」なので、最後にリリースされたモノになるらしい。
最初にリリースされたファームは更新しても、ファームウェアのバージョンが上がらず、ほんとにファーム更新されたか分からないと、ネット(のごく一部)では騒ぎになっていたが、その後に本ファームがリリースされ、ファームウェアのバージョンも更新されるようになった。
ファーム更新はPC弐号機で

ファーム更新にはDOSでのブートが必要になる。
選択しとしては、FDによるブートか、USBストレージからのブートになるが、PC初号機にはFDDが付いてない。 PC弐号機の方は付いているが、確か、最後にアクセスした時FDエラーになった記憶がある。 残るはUSBストレージ、この場合手軽なUSBメモリからのブートになる。 しかし、ここでも、PC初号機のMBのGIGABYTEのGA-EP45-UDR3は、USBからのブートが出来ない。(出来なかったはず) 対して弐号機のASRock M3A785GMH/128MはUSBメモリからのブートが問題なく行えるので、弐号機で行う事になった。

boot可能なUSBメモリ作成

ググれば、結構出てくる。
ここら辺を参考に作成した。

MEMORVA|USB起動ディスクの作り方 - MS-DOS、・・・

ありがとうございました。 m(_ _)m

SAMSUNGのFAQサイトから落としたファームウェアのZIPファイルを展開し、そこにある「HD240UI_JP.exe」というファームウェアの更新実行ファイル(本来は「HD204UI_JP.exe」 と思われる)を「HD204UI.exe」にリネームし、USBメモリにコピーする。

ファイル名のリネームは、DOSで起動するファイルなので、ファイル命名規則の8.3に従う為。 「HD240UI_JP.exe」のままだと、9.3になるのであまりよろしくない。

更新前

HD204UI、FW更新前PC弐号機の電源を落とし、カバーを開け、HD204UIを結線する。
電源を入れ、CrystalDiskInfoで確認。
ファームのバージョンが「1AQ10001」になっている。 正常に更新されれば、ここが「1AQ10003」になるはず。

せっかくなので、CrystalDiskMarkも実行しておく。
※ベンチの前に領域確保してクイックフォーマットを実行。
HD204UI、FW更新前のCDM
実行環境:AMD AthlonII X3 445(3.1GHz), 4GB(2GB/DDR3-1333 *2), ASRock M3A785GMH/128M, Windows7 HP 64bit

速いな。 5400rpmだが、667GBプラッタが威力を発揮している感じだな。

ファーム更新

MBのファーム更新は何回もやっているが、HDDのファームとなると初になる。
PC弐号機の電源を落とし、READMEに従い、他のHDDのケーブル類を外す。
作成したUSBメモリを差し、電源オン。 OS起動直前、各種HWの情報表示が終わる直前くらいにF11を連打し、USBメモリから起動する。
ちなみに「F11」 はASRockのマザーのbootメニューを表示する為のキーアサイン。 メーカーが変わればここも変わるかもしれない。

HD204UI、FW更新1無事起動。
USBメモリのルート直下ではなく、HD204UIというフォルダを作成してファイルをコピーしてあったので、ディレクトリを変更し、「HD204UI.exe」を実行する。

HD204UI、FW更新2
4,5秒だったか、10秒くらいだったか忘れたが、間を置いて上記情報が表示され、無事更新完了。(したらしい。)

ここが肝心らしいが、間違ってもCTRL+ALT+DEL 等でリブートは厳禁で電源をオフ、が正解らしい。 まぁそれやっても大丈夫かも知れないが、こんな事で冒険する意味は無いので素直に電源オフ。 USBメモリを抜き、OSのHDDをつなぎ直し、再度電源オン、OS起動する。

更新後

HD204UI、FW更新後のファーム版更新後のCrystalDiskInfo。
ちゃんと「1AQ10003」になっている。
良かった。 (-_-;



CrystalDiskMarkの結果。
HD204UI、FW更新後のCDM

更新前と比べてみる。
1000MBRead[MB/s]Write[MB/s]
更新前更新後更新前更新後
Seq147.5147.5144.2144.8
512K40.7540.8556.6658.09
4K0.4340.4460.9510.961
4K
QD32
0.6530.6860.9670.977

ほぼ同じ結果になった。 更新後の数値の方が微妙に上回っているが、ほぼ誤差の範囲だろう。 この結果を見る限りファーム更新で性能低下、というのは無いらしい。

2011年1月5日 23:55現在、多数のネットショップで7千円切りで絶賛発売中のHD204UI。 2007年12月にHGSTの500GBを14,280円で買ったのが懐かしい。(今はPC弐号機のメインHDDとして活躍中)
3年経つと、半額で容量は4倍なので、コストパフォーマンスは8倍!

このファーム更新で、問題が解決しているんだったら、追加で買っておこうかな・・・

◆参照サイト:
SAMSUNG|QI 38. Patch tool for Identify fail during ...
MEMORVA|USB起動ディスクの作り方 - MS-DOS、・・・

◆関連ログ:「HD204UI」ネタ
デジタル的話 > 私的デジモノ | comments (0) | trackbacks (0)

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