お品書き
- 取付に必要なパーツ類
- 取り付け編
- 学んだ事 ☆《here》
3. 学んだ事
このMDV-M908HDF(他にETC、ドラレコ)を設置するにあたり躓いた事、しくじった事。(または学んだ事)
1.ナビ→《リアカメラ連動》
リアカメラのケーブルを接続しただけでは、ナビ本体はリアカメラを認識しない。ナビの設定でリアカメラの設定を《汎用カメラ》を選択する必要がある。
【HOME】→【メニュー】→【情報・設定】→【外部機器】→【カメラ】→
【リアカメラ接続】→《汎用カメラ》
それを知らないばかりに、あーだこーだと色々試行錯誤し、接続を確認する為、ナビを外す時に誤って「RCA端子→ケンウッド用カメラ端子変換ケーブル」を切断してしまった。 orz
ナビ側の接続端子が小さく、そこへのケーブルも細い為、ナビを取り出す時にやっちゃったらしい。
これがケーブル途中からなら、ケーブル繋いでやろうかとも思ったが、端子の根本から切断してる。 orz
ケーブルを補修する技術は持たない為、落ち込むのは程々に、同等ケーブルをメルカリで探したので即購入。 不幸中の幸いなのはこのケーブルが比較的安価(¥580)だった事。 翌日か、翌々日くらいと結構早く到着したのもありがたかった。
2.ナビ→《ステアリングリモコン連動》
ステアリングリモコンで連動する部分は、NBOXの左部分。
ステアリング右側はNBOX本体のACC等で使う部分で、ナビ連動とは全く関係ない。
ナビの連動設定で最初「ホンダ」を選択していたが、どうしても赤く囲った部分が連動できない。
答えは「ホンダ」を選択するのではなく「ユーザ学習」にする事だった。
その後、各キーをマニュアル設定で行う事で、NBOXの左側のオーディオコントロール用のリモコンキーが全て使えるようする事ができる。
【HOME】→【メニュー】→【情報・設定】→【システム】→【車両】→
【ステアリングリモコン】→《ユーザー学習》
3.ナビ→《Blutooth接続》
ナビのスマホのBluetooth接続。
接続されているはずだが、通話できない。 orz
ナビを外して確認したり、色々したが原因分からず。
しばらく、試行錯誤が続き最終的に、通話の音量が低い事が判明。
ただ単にナビ側の音量が低かっただけ。
分かるまで時間を要したのは通常の音楽、地デジ等は普通に聞こえる音量ではBluetooth接続のスマホ通話が全く(か、ほとんど)聞こえなかったから。 音量が劇的に違った。
分かったら「なぁーんだ」的な事だが、マジでガックリした。
4.Aピラー、外すのは前だけ
ナビの場合は地デジのアンテナの設置で、またドラレコを設置する場合はフロントガラス部分につけるドラレコ本体からのケーブルを車両のセンタコンソールあたりまでケーブルを引っ張ってくる必要がある。 その場合、それらのケーブルはAピラー部分のカバーを外してそこに這わせるのが通常処理だ。
NBOXのAピラー部分にガラスがあるので、実質ケーブルを這わせられる箇所としてAピラーは前部分と後ろ部分がある。 ただ、後ろ部分にはサイドエアバッグ等が入っていて、外し方にもコツがあるようで、出来るなら触りたくなかった。
今回は上記のAピラー前部分に
・ナビの地デジ用アンテナ設置
・ドラレコのケーブル
・ETCのアンテナケーブル
のケーブルを通し、アンテナを設置する必要があったが、Aピラー前だけで問題なく行けた。
5.『DENSO DU-A011』と『MDV-M908HDF』連携可能だった件
KENWOODのナビと連携するETC車載器は、KENWOOD製を始め、社外品のDENSO、Panasonic製もある。 KENWOODのサイトにあるMDV-M908HDFと接続可能が謳われているETC製品が下記。(KENWOODの製品は、DENSOのOEMっぽい)
# | モデル名 | 接続可否 | 新セキュリティ対応 (2030年) |
---|---|---|---|
1 | KENWOOD ETC-N7000 | 同梱ケーブルにて接続 | ○ |
2 | KENWOOD ETC-N3000 | 同梱ケーブルにて接続 | ○ |
3 | DENSO DIU-B040 | KNA-D15DSRCが必要 | ○ |
4 | Panasonic CY-ET2000D | KNA-P12DSRCが必要 | ○ |
5 | Panasonic CY-DSR140D | KNA-D15DSRCが必要 | × |
6 | DENSO DIU-5412 | KNA-300EXが必要 | ○ |
7 | DENSO DIU-5310 | KNA-300EXが必要 | × |
この中で2030年の新セキュリティ非対応品#5、#7は無条件に外れるとして、残るは5製品。 これが、そこそこ高い。 中古を含めて探してみたが、高い。
→これまでETC車載器を2台、車に設置した。 それらは音声案内もない非常にシンプルな製品だったが、キャンペーン等
で無料で手に入れてきた。 なのでETC車載器に1万円以上払う事に抵抗を感じてしまう
Amazonで送料・セットアップ込みの日立製のETC車載器が8000円弱である。 ETC1.0の製品だが2030年の問題もクリアしているので安心して使える製品だ。 ナビとの連動は出来そうもないが、これで行くか、となっていた。
そんな中リストには無いが「DENSO DIU-A011」というETC2.0の製品がPayPayフリマで6,600円で発見した。(期間限定クーポン使うと5,500円になる!)
「DENSO DIU-A011」を調べてみた。
ETC2.0、業務支援用 とある。 その名の通り、業務用の車両(トラックやら、タクシー)での利用を想定しているらしい。 念のため、確認したが一般車両にも利用はOKらしい。
で、DENSOのETC一覧表的なものがあったので、機能を確認できた。
そして、上記の互換製品と共通する箇所を見つけた。
外部インターフェイスに「RS-232C」、「ETCプリンター・デジタコ連携」がある。
DIU-5412、DIU-5310、DIU-A011のマニュアルを確認したところ、I/Fケーブルが同じで、接続口の形も同じで出ている信号も同じみたいだ。 ETC2.0のシステムで収集した渋滞・事故・災害情報をナビ側で確認、といったETC2.0特有の機能は使えそうにないが、そこらへんはスマホがあれば問題ないし、最初から期待してないのでOKだ。
「イケる、これはイケる」
こけても、ETC2.0の車載器として利用できるので問題ない、という事でPayPayフリマで購入。
ステアリングリモコン用のハーネス「STREET Mr.PLUS AH-52」の赤丸部分
とDIU-A011のI/Fケーブルを接続する。(赤丸部分)
接続したら無事MDV-M908HDFから認識、ETCカードを入れ、それのETC利用履歴も確認できた。
ホンダのディーラーにセットアップを依頼(¥2,750)。 セットアップ後、高速でETCの動作を確認、OKだった。
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